全国 120 店舗のデータを 1 枚の地図に。月次集計は 5 日から 30 分へ
生活雑貨のチェーンを展開するほしみリテールでは、POS・会計・EC・在庫の 4 つのシステムに分かれたデータを、毎月手作業で集計していました。KUMO を入れてから、経営会議は「数字を確かめる場」から「次の一手を決める場」に変わりました。
お話を伺った方
高槻 さやか さん
経営企画部 部長。全社の KPI 設計と経営会議の運営を担当。
森 遼介 さん
情報システム部 データ基盤グループ リーダー。KUMO の導入を担当。
01CHALLENGE
数字を集めるだけで、月のはじめの 1 週間が終わっていた
導入前は、どのような状況でしたか?
高槻(経営企画部 部長)
毎月の経営会議の前に、POS・会計・EC・在庫の 4 つのシステムから数字を書き出して、表計算ソフトでつなぎ合わせていました。担当者 2 名で、まる 5 日。資料ができあがる頃には、もう月の半ばです。
森(情報システム部)
店舗のコードがシステムごとに違っていたので、突き合わせはすべて手作業でした。数字が合わないと、どちらが正しいのかを確かめるだけで半日かかることもありました。
会議では、数字が合っているかの確認に時間を使っていました。本当に話すべきなのは、その先なのに。
ほかのツールも検討されましたか?
森(情報システム部)
BI ツールはいくつか試しました。ただ、どれもデータを整える部分は自分たちでやる前提で、SQL を書ける人が社内に 2 人しかいない私たちには重かった。「整える」ところまで任せられるかが、選ぶときのいちばんの条件になりました。
02SOLUTION
つなぐまで 30 分。項目の突き合わせは AI に任せた
KUMO を選んだ決め手は?
森(情報システム部)
試しに POS と会計をつないでみたら、30 分ほどで同期が始まりました。店舗コードの違いも、KUMO が「同じ店舗だろう」と候補を出してくれる。私たちは確かめて承認するだけで済みました。
高槻(経営企画部 部長)
経営企画としては、日本語で聞けるところが大きかったです。店長に SQL を覚えてもらうのは現実的ではありませんから。
データの流れ:導入前と導入後
BEFORE
POS会計EC在庫
手作業で書き出し・突き合わせ担当 2 名で 5 日
月の半ばに、会議資料が完成
AFTER
POS会計EC在庫人事
KUMO毎朝 6:00 に自動で同期・統合
全店長が、朝礼の前にダッシュボードを確認
全社に広げるまでの流れを教えてください。
森(情報システム部)
最初の 1 か月は経営企画だけで使い、2 か月目にエリアマネージャー 12 名、3 か月目に全店長へ広げました。見せる範囲は権限で分けて、店長には自店舗とエリアの平均だけが見えるようにしています。
MONTH 1
経営企画で試す
POS と会計をつなぎ、経営会議の資料を KUMO から作る。
MONTH 2
エリアマネージャーへ
12 名に展開。よく使う質問を「定番の問い」として共有。
MONTH 3
全店長へ
120 店舗の店長が、自店舗とエリア平均を毎朝確認。
03RESULT
会議は「確かめる場」から「決める場」へ
- 月次集計にかかる時間
- 30分
- 導入前は 5 日
- データを使う社員
- 160名
- 導入前は 8 名
- 情報システム部への集計依頼
- −90%
- 月 40 件ほどが数件に
導入して、何が変わりましたか?
高槻(経営企画部 部長)
月次の集計は 30 分で終わるようになりました。というより、毎朝自動で更新されているので、「集計する」という作業そのものがなくなった感覚です。
会議では、数字の確認ではなく「なぜ関西だけ伸びているのか」を話せるようになりました。
店長から「この商品、隣の店では売れているのに」と質問が来るようになった。それがいちばんうれしい変化です。
森(情報システム部)
情報システム部への「この数字を出してほしい」という依頼は、月 40 件ほどあったのが数件になりました。空いた時間で、次は需要予測に取り組んでいます。
今後の展望を教えてください。
高槻(経営企画部 部長)
次は、店舗のスタッフ全員が自分の売り場の数字を見られるようにしたいです。データを見る人が増えるほど、会社の判断は速くなると思っています。
※ この記事は架空の企業・人物・数値によるデザインサンプルです。